2019年7月22日(月)23日(火)、秋葉原UDX 2F アキバ・スクエアにて「JVCケンウッド ソリューションフェア 2019」を開催いたしました。 展示会場ではJVCケンウッドグループが得意とする「映像」「音響」「無線」技術を生かして、お客様のさまざまな課題を解決するソリューションをご紹介いたしました。ご来場のみなさま誠にありがとうございました。

㈱JVCケンウッド・デザインのデザインソリューションブースにも多くのお客様にご来場いただき、サステナビリティ研究、Co-Creation、One stop creationプロセスを活用した具体的な導入事例や先行開発をご紹介いたしました。当社ならではの多彩な専門性のあるデザイナーやHCD(人間中心設計)専門家による取り組みを、直接お客様に目と耳で体感していただくと共に、貴重なご意見やご要望をいただく場となり大変有意義なイベントとなりました。 なお、当日お配りした当社サービス内容チラシは、こちらから閲覧・ダウンロードができます。

サステナビリティ研究

人・社会・自然を「感性 + 論理」でつなぐ
地域共創活動事例と共創型ワークショップのご紹介

 当社ではサステナビリティ研究として、音、映像、通信のソリューションを用いて地域社会の活性化を支援する共創活動の一環として、かねてより 「Forest Notes」で各地の森に設置したマイクからインターネットを通じて森の様子をリアルタイムで聴くことができるライブ配信サービスに取り組んで参りました。

今回のフェアでは、より臨場感のあるハイレゾ音源でライブ配信する研究の一端を「Forest Notes奥多摩プロジェクト」としてご紹介しました。このプロジェクトは株式会社インターネットイニシアティブ様が運営するハイレゾストリーミングサービス「Prime Seat」と共同実験しており、お客様には実際に奥多摩の森の空気感を体験していただきました。

また、共創サービスへの取り組みとして、JVC ケンウッド・デザインに併設する共創空間「SPARK」で行う共創型のワークショップによるファシリテーションサービスの事例をご紹介しました。

オートモーティブビジネスでのデザインアクティビティ

調査分析から実装対応まで、最適なHMIデザインソリューションのご紹介

 オートモーティブビジネスのデザインアクティビティでは、HMI デザインプロセスをはじめ、未来の自動運転環境において課題となっているテイクオーバー(自動運転から手動運転への切り替え時)のUX 評価事例や映像による光デザインとソーシャルエクスペリエンスの共同研究事例についてご紹介しました。

またOne stop creationによる具現化の事例として、デジタルメーター量産品を用いながら実働プロトタイピングで検討したプロセスをご覧いただきました。

今後到来する完全自動運転時代のカーインフォテインメント提案として、オートモーティブ業界のお客様だけでなくさまざまな業種の方々に関心を持っていただき、多くのお客様にJVC ケンウッド・デザインの社会課題への取り組みをお伝えすることができました。

>車載向けHMI開発プロセスの詳細はこちら

パブリックサービスビジネスでのデザインアクティビティ

カラーユニバーサル認証の取り組みと、デザインとAIでお客様をバックアップするダッシュボードのご紹介

パブリックサービスビジネスのデザインアクティビティでは、お客様の課題発見から具現化までのプロセスにおける取り組みについてご紹介しました。実装システムの事例としてカラーユニバーサル認証(CUD) を取得した操作パネルGUIを通じてお客様には緑や赤が識別しづらい色弱を専用ツールで疑似体験していただきました。またバックキャスティング手法を用いたプロセスの事例として、5 年後を想定した未来型セキュリティーダッシュボードのプロトタイプで表現した複合的な情報の「見える化」によりお客様の課題を顕在化させ、開発のアイデアにつなげるプロセスをご紹介しました。

>カラーユニバーサル認証(CUD)を実施した
議会運営システムのトータルデザイン事例はこちら

当日お配りした当社サービス内容チラシは、こちらから閲覧・ダウンロードができます。