クライアントと共にモビリティの未来を拓いていくデザインコンサルティング

クライアントと共にモビリティの未来を拓いていくデザインコンサルティング

グループが展開するプロダクトブランドのカー用品のデザインにとどまらず、JVCケンウッド・デザインでは、自動車メーカーをクライアントとするコンサルティングプロジェクトにも取り組んでいます。モビリティの未来を見据えた新しいコンセプトの提案はもちろん、デザイン思考ワークショップの実施からチームビルディング、具体的な製品開発プロセスの伴走まで、幅広いサポートを実施しています。

多様化するライフスタイルを見据えた新たなユーザー体験の探求

近年大きな変革期を迎えている自動車業界では、従来の考え方にとらわれない製品開発が求められるようになってきています。JVCケンウッド・デザインが​取り組むコンサルティングプロジェクトでは、​BtoB車載機器に​関する​知見に​加え、​「JVC」​「KENWOOD」​「Victor」の​プロダクトブランドで​培った​BtoC製品の​開発実績を​活かし、​車室内にとどまらず​移動体験全体に​おける​新しい​ユーザー体験の​創出を​目指しています。​

デジタル環境の変化による、さらなるライフスタイルの多様化が加速するなか、わたしたちが重視する「人」を中心に据えるデザインコンサルティングの実践は、モビリティ領域における普遍的なユーザー体験の創出に寄与するのではないかと考えています。人間の認知と情動への理解に基づいた本質的な提案をおこなうことで、未来のライフスタイルにおける新たなモビリティ体験のあり方を探求しています。

先端技術のリサーチプロジェクトの知見をコンサルティングに活用

通信、映像、音響技術を軸とする基幹事業に加え、わたしたちは自社企画による先行開発およびR&Dにも力を入れています。未来のユーザー体験のあり方を構想する先端技術のリサーチや、デザイナー先行の独自プロジェクトを積極的に実施しており、プロジェクトを通じて得られた新たな知見をコンサルティングの提案につなげています。

また、毎年JVCケンウッド・デザインのオフィスにてプロジェクトの成果を発表する展示会を実施しており、JVCケンウッドグループの企業だけではなく、クライアントや他の企業の方もお招きしています。展示を通じた対話がきっかけとなり、新たな共創プロジェクトが生まれることも少なくありません。

繰り返し対話を重ねることができる、フラットな関係性の構築

わたしたちが取り組むコンサルティングプロジェクトは、その実施期間やスコープはさまざまです。具体的な製品開発に着手する前段階からご相談をいただくこともあり、デザイン思考ワークショップやチームビルディング、社会や環境、顧客理解のためのグローバルリサーチ、CG・映像を活用したコンセプトのビジュアライズなど、メーカー・ブランドの本質的な価値の明確化および言語化をサポートしています。

実際に製品開発に取り組む長期プロジェクトにおいては、製品のコンセプトおよびデザインの提案はもちろん、PoC(概念実証)の実施、モックアップの制作、想定ユーザーを対象とするデプスインタビューなどを実施します。ローンチまでのすべてのプロセスを伴走する上で重要なのは、クライアントと繰り返し対話を重ねることができる、フラットな関係性の構築です。メーカー・ブランドの発展を担うプロジェクトの一員として、クライアントと共にモビリティ業界の未来を拓くことに挑戦しています。

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