アクセサリーのような造形とCMFにこだわったイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「HA-NP1T」
「HA-NP1T」は、耳をふさがない“ながら聴き”のリスニングスタイルを提案する、Victorブランドの「nearphones」シリーズの第3弾として発表したイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンです。「音の聴けるアクセサリー=音アクセ」をコンセプトに、アクセサリー感覚で身に着けることができるイヤホンとしての造形とCMFにこだわった本製品は、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。JVCケンウッド・デザインは、本製品のプロダクトデザインをはじめ、プロモーションにおけるグラフィックデザイン、Webデザイン、映像制作、CGデザインを手がけています 。
「音アクセ」のコンセプトを表現するプロダクトデザイン
.avif)
2024年11月にVictor初のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンとして発表した「HA-NP1T」は、「フレキシブルアジャスト」機構を搭載し、着脱しやすく、軽く快適な着け心地を実現した製品です。
「音の聴けるアクセサリー=音アクセ」をコンセプトに掲げ、耳当たりの良い快適な装着感を目指したシンプルかつスムースな造形と、服を選ぶように自分らしくコーディネートできるカラーリングにこだわっています。
アームの部分には金属調に輝く仕上げを施し、ピアスなどのアクセサリーと合わせて使用できるイヤホンを目指しました。2025年8月には「Romantic Glow」をコンセプトに、光の角度によって表情が変わる偏光パール塗装を採用した3色のプレミアムカラーを新たに追加。日常から解放されたロマンティックなバケーションのひとときをイメージし、夕日に染まる夏の海や、西陽を受けて輝く南国の樹々など、ストーリーが感じられる質感にこだわり、アクセサリーとしての存在感をより高める上質で洗練されたカラーリング を施しています。
なお、本製品ではファッションや身につけるものに強いこだわりを持つ、都会的で洗練された女性をメインターゲットとして想定しており、ケースのデザインにおいても、ミニバッグに納まるコンパクトなサイズ感を実現しています。
一気通貫したプロモーションで製品の世界観を表現

JVCケンウッド・デザインでは、本製品のプロモーションにおけるコミュニケーションデザインのすべてを一気通貫で手がけています。プロダクトデザイナーとプロモーションチームが一丸となり、本製品を届けたいターゲットユーザーの人物像を具体化することで、プロモーションのビジュアルにおける世界観の統一を図りました。
「音の聴けるアクセサリー=音アクセ」は、本製品のコンセプトを伝える言葉であると同時に、型番とは異なる”愛称”として用いることで、製品の世界観をユーザーに伝えるキャッチコピーのように機能させています。これまでのVictor製品らしさを引き継ぎながら、ブランドの新たな魅力を伝えるプロモーション展開を目指しました。
Team
- Yasuhiro Suzuki
-
- Project Direction
- Shuji Tanifuji
-
- Project Direction
- Satoshi Yoshimura
-
- Project Direction
- Masaya Mihara
-
- Project Direction
- Ayano Narita
-
- Product Design
- Kohei Ohashi
-
- Product Design
- Risa Wakai
-
- Communication Design
- Masashi Yoneyama
-
- Communication Design
- Kentaro Ogura
-
- Communication Design